日々これ裕翔 R

中島裕翔くん好きな大人の徒然 Season2

ウェンディ&ピーターパンネタバレ感想

8月13日 ようやくウェンディ&ピーターパン開幕しましたね。

 

普段は何かとツイートで済ませちゃうけど、ネタバレを気にすると、日替わりダジャレやアドリブ、カーテンコールでの裕翔くんのことしか書けなくなっちゃうので、ネタバレしかせずにこちらに書いておこうかと思います。

ちなみに私が観たのは13日と15日マチネです。

 

まず前提として、私ディズニーのピーターパンもファミリーミュージカルのピーターパンも履修してません。石井桃子さん訳の『ピーターパンとウェンディ』を子どもに読み聞かせしていましたが飽きて途中で放り投げました。あと新しい訳のも途中でやめて積読になってます。

すなわちピーターパンってこういうものというのがほぼない状態です。的はずれなことを書くこともあると思いますが大目に見ていただけるとうれしいです。

 

「ウェンディ視点の新しい物語」ってのが本作の触れ込みなわけですけど、これ視点ウェンディなんでしょうか?どちらかというと「ウェンディを主人公に据えた新しい物語」というのが正しいように思います。

裕翔くんとのW主演にするためにこういう触れ込みなのかな?なんて思ったりしました。

 

だからと言ってピーターパンが脇役かと言われるとやっぱり違うのかなと思います。相手役であり、もうひとつの物語の主人公。そんな位置づけではないでしょうか。

 

メインの物語の主人公はウェンディで、女の子の成長物語。そこには「女の子だって力を合わせれば強くなれる(1人でも弱くないけどね)」っていう女の子を勇気づけ、元気づけるメッセージがあって、「亡くなった人を思うなら自分が幸せになることが大切」っていう気づきがあって、初恋(?そういう言葉は使われない)があって…小学生に戻ってワクワクドキドキしながら観たいお話だと思う。

 

もう一つの物語はピーターパンが主役で相手役はフック船長の少しビターなお話。ピーターパンはずっと子どもでいたいと歳を取らず、フック船長はピーターの時間が欲しいといいながらピーターに殺される。しかし、ピーターはフックがいなくなったことを喜べない…。永遠の平和な時を得ても。

 

そしてこのふたつの物語がひとつになるんだけど、最後はまた分かれていく……みたいな。

(わたしの頭の中ではこう整理してるってだけですよ)

 

そんなわけで、ピーターな裕翔くんは「せつない」です。

もちろん子どものように無邪気に笑っていたり、海賊相手に真剣な顔で戦っていたり、幸せそうな顔で話を聞いていたりと色んな表情があって、その時は完全にそっちなんですけど、最後に残るのは「せつない」だなと思いました。

 

フックを倒した後のピーターに去来したのは長年の敵を失った寂しさだったんですかね。あの表情。

よく考えたらピーターにとってはライフワークだから。永遠の時を過ごす彼にとってライフワークを失うことって…。

その後、ジョンが打ち明け話をしてる場面のピーターも。光が当たらないところで静かに座っているだけだけど、意図していないかもしれないけど、寂しさが伝わってきます。

 

ピーターがウェンディに自分の話をするところ。ピーターもウェンディも目が潤んでいるように感じるのは照明の関係だけではないはず。そんなのこっちが泣いちゃうよーって話なんだけど、ピーターは幸せそうに話すから、ここはもうそんなのこっちが余計に泣いちゃうよーって感じになります。

 

ここからは少しピーターの好きなところについて順不同に書いていくことにします。

 

ピーターがお父さん役をして話すところが好きです。おそらく窓の外で聞いていた会話を一生懸命思い出しながら話しているんでしょう。その様子がぎこちなくて愛おしい。ピーターはこうやって窓の外で聞いた会話やロストボーイたちの記憶をかきあつめて話をしてるんだろうな。

あ、ひょっとすると「君かわいいね(え?こんなセリフだっけ?)。静かな顔」っていうのもお父さんやお母さんが赤ちゃんに話しかけている言葉だったのかも?ピーターは女の子に向かって言う言葉だと思って使ってるけど。

 

ちょっとどこのシーンか忘れてしまったのだけど、めちゃくちゃちびゆとだーってゆうところがありましたよね。無邪気に笑うシーンだったか強がるシーンだったかも定かではないんですけど、ちゃんと小さい時の表情出してこれるなんてすごい!と思いました

 

これはたぶんみんな大好きだと思うんですけど、ウェンディが地図を描いてる時に端っこの方でお人形とクマのぬいぐるみでひとり遊びしてるところ。口元に微笑みを浮かべて幸せそうな顔でお人形遊びしてるピーターかわいいです。

 

語るべきところもっとあるようにも思いますが、今回はこれくらいにしておきますね。また思い出した時にでも。

 

フライング美しいですよね。裕翔くんはピーターパンらしい立ち姿だったり、美しい空中姿勢だったり本当にステキ。

でもステキとばかり言っていられないほど体力使っているなあと思います。

フライングだけじゃないです。シャドウ達に支えられて飛んでることになってる時もあれすごく大変なはず。裕翔くんの体幹めちゃ仕事してるーーと思います。

インタビューでも子どもじゃないから疲れるみたいなこと(だいぶ意訳した)言ってましたけど、そりゃ疲れますって。上記に加えて殺陣もやってるんだから裕翔くんじゃなかったら1日2公演できたかしら?ってレベル。

 

あとハーモニカ!あれもなかなかですよ。1曲まるまるリズムに乗りながらハーモニカを吹く裕翔くん。マジですごいです。まず体力面だけですばらしい。その上、なんすかアレ?メロディじゃなくてリズムに回って裏拍で吹いてるところありますよね?めっちゃかっこよくないですか?!

 

こんだけやってて、本当に普通じゃないと思うんですけど「ジャニーズだから出来ちゃうんでしょ」的な感想を見かけたりするとマジでジャニーズって割に合わないなと思ってしまいます。裕翔くんがいつも言ってるジャニーズらしいとか、らしくないとかとは別次元の話だと思いますが。

 

あ、あと最後のダンス(ジグっていうやつらしい)!!!

ピーターな裕翔くんのダンスはへなちょこだと思うんですけど、ここは裕翔くんが本領発揮してきてうれしくなっちゃう。特に前に出てくるところめちゃかっこいい!

 

さて、そろそろ終わりにしないと。

ピーターがキスをはぐらかして、大人にならないことを選んだところが好きです。一瞬の迷いが見えるところに惹かれます(記憶はあまり定かでないのですが。常に)。

そして、ダーリング家のみんなを見送る時の顔!!!さびしそうで、優しくて……。こちらは切なくなってしまうと同時に好きにならずにいられません。

そうそう、ウェンディのお母さんもピーターのこと知ってるんですよね?きっとお母さんの初めてのキスの相手もピーターだったんですよね??

そしてピーターは忘れないなんてダメって言ってたけど、本当は覚えてるんじゃないかなーなんて思ったりもしました。まったく根拠はないですけど。

 

以上思いつくまま、ネタバレっていうか観てない人にはまったく意味がわからない感想でした!